腎生検体験記①日目〜検査前夜〜

腎生検体験記を1日ごとに時系列で記録していきます。今日はその1日目。

  • いつも通り起床、朝食、洗濯、3人での散歩を済ませ、タクシーで病院へ🏥
  • 10:45頃 ナースステーションで受付をし、ベッドが用意されるまでしばし待つ。心拍?の規則的な電子音が延々と聞こえる。生死が隣り合う場所なんだなと改めて感じる。
  • ナースステーションで待たされてる旨を入院経験のある妻に伝えたところ、妻はこれまでそんなことなかったみたい。コロナ禍で平常時とは違う対応なのかな?
  • 11:30頃 40分ほど待ってようやく病室に通される。6人部屋で入口を背に左右に3つずつベッドが並ぶ。僕は真ん中のベッド。窓際が良かったなあ。
  • 12:00頃 入院着(パジャマタイプ)に着替えた後、血液と尿検査。尿は毎回大きいカップに取り、時間と量を記録するらしい。尿の一部を試験管に取り、提出。
  • 12:30頃 昼食が運ばれてくる。越後ごはん、生揚げの炒め煮、胡瓜もみ、中華スープ。越後ごはんってなんだろうとググったところ、低たんぱくのお米みたい。普通の白米に比べて、見た目がプラスチック感があって食品サンプルのようだった。完食。
  • 看護師さん、薬剤師さん、医師さんと代わる代わる訪問があり、問診や明日針を刺す場所の確認など。そう、検査は明日なのだ。
  • 14:00頃 レントゲンと心電図。
  • どうも自分以外は結構な高齢の方が同室っぽい。至るところから放屁が聞こえる。年取ると尻の筋力が衰えるのか?
  • ほぼ暇になる。読書や音楽を聴いて過ごす。ただ昼食後に胃が痛む。先週から入院を控えたストレスなのか痛んでいたが、まだ治らず。
  • 16:30頃 胃痛がほぼ治ったので持ってきたお菓子をちょっと食べた🍪
  • 17:30頃 看護師さんに腎生検後に患部にあてる砂嚢を固定する腹帯を購入して欲しいと言われ、下のコンビニで購入する。1,000円くらいして、1度しか使わないのに結構高いなと思った。
  • 18:00頃 夕食が運ばれてくる。越後ごはん、さば漬焼き、茄子炒め煮、かぶの酢物清汁。さばは減塩食とは思えないほど濃い目の塩味でまあまあ美味しい。他はイマイチ。越後ごはんを残す。
  • 21:00頃 寝る準備を始める。トイレと歯磨きを済ます。お腹を壊す。
  • 21:50頃 まだお腹が落ち着かず、再度トイレ。
  • 22:00 消灯。

腎生検体験記⓪〜プロローグ〜

腎生検という腎臓の検査を受けることになりました。今日この後、人生初の入院です。検査とはいえ、入院や痛みを伴う検査なので、病院も痛いのも苦手な僕にとって気が重いのですが、妻と昨年生まれた子供とまだまだ元気に生きていきたいので、覚悟を決めて受けることにしました。多分独り身だったらまだ二の足を踏んでいたことは想像に難くありません。

そして腎生検を受ける可能性が身に降りかかって以来、腎生検を経験された諸先輩方の体験記を読み、決心をする大きな後押しとなったので、僕も先人に倣い、後に続く後輩へ何らかの参考になればと思い、ブログに書き残すことにしました。本記事は腎生検を翌週に控えたプロローグです。

腎生検に至るまでの経緯

2016年9月:健康診断で腎機能の低下を初めて指摘される

それまで痩せすぎ以外では引っかかったことがなかった健康診断。今年も体重や脂肪の増減に一喜一憂するいつもの健康診断で終わるはずだった。タバコもお酒もしない、定期的に運動もしている。わりと健康には気をつけていた方だと自負していたし、この年に夫婦で独立し、よりいっそう健康管理に尽力していた僕の診断結果の用紙にはこれまでとは違う佇まいの記号が印字されていた。

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それは尿検査の項目にある「尿潜血」の横にどっしりと鎮座していた。新入りのくせにやけに態度がでかいなと思った。ちなみにこの時、蛋白は+だった。

え?僕のおしっこの蛋白と血が混じっている?どういうことだ?泌尿器系に何か問題があるのか?かかりつけ医から聞かされた結果は腎機能に異常があるかもしれないとのこと。

腎機能?腎臓?腎臓ってどこにあるの?何をする臓器?診断当初の僕の腎臓に関する知識はおおよそこの程度のものだった。今ではどの臓器よりも詳しくなってしまったのだが…

採血の際に自分の血も見られない位に血が苦手な僕は、おしっこと一緒に血が漏れ出ているという事実を冷静に想像した瞬間、血の気がさぁっと引いていき、スターバックスの席で突っ伏してしまった。

2016年12月:大学病院にて詳細な検査を受ける

かかりつけ病院にて3ヶ月後の12月の再検査でも尿検査に異常があり、詳しく検査をした方が良いよね、ということで紹介状をもらい大学病院へ。結果、やはり腎機能が低下しているらしく、このままの状態が続けば腎生検も視野にという話だった。腎生検を認識したのはこの時が初めてだった。医師から直接腎臓に針をブッ刺す検査というバイオレンスな説明を受け、恐怖に慄いたのは言うまでもない。

この頃、初めて腎生検の体験記をググって読み、痛みや苦しみの描写に未来の自分の姿を重ねた瞬間、血の気がさぁっと引いていき(2回目)、電車の座席の端っこでへなへなと脱力して気を失いそうになってしまった。

しかし、しばらく経過観察をしているうちに蛋白も潜血も消失。その他の検査結果も良好でこの時点で通院も終了し、この時は腎生検は実現することがなかった。その数ヶ月後に受けた健康診断でも蛋白・潜血ともに陰性を維持。ほっと一安心。

2019年7月:淡白と潜血、再び

しかし1年後の健康診断でまたもや尿に蛋白と潜血の陽性が発覚。その後、かかりつけの病院で定期的に尿検査や血液検査などの経過観察を続け、良くなったり悪くなったりといった一進一退の状態が続く。

2020年10月:腎生検確定

定期検査で数値がやや悪化していることを受け、紹介先の大学病院へ、紹介先での諸々の検査の結果、晴れて?腎生検確定となる。

今の心境

怖さは当然ありますが、ある程度覚悟は決まりました。とは言ってみたものの1週間ほど前から胃腸の調子が悪く、入院の不安が出ているのかもしれません...コロナ禍で面会もできず、感染の不安も拭えません。妻が1週間ワンオペとなるのもだいぶ心苦しいですし、1日でも早く退院となるように無事に検査を終え、全力で回復に努めます。どうか無事に帰ってこれますように...大袈裟か...?

週間子育てログ2021年4月3週

4/17

  • 初めてストローマグで飲めた!
  • 「ママ」は1週間ほど前に言ったけど、初めて「パパ」と言った!(言葉の意味はわかっていない)

4/18

  • ソファの上の物が気になるらしく、つかまり立ちしようとチャレンジしていた。

週間子育てログ2021年4月2週

4/8

  • これまでヨダレがすごく少ない子だったけど、今日は随所でダラダラ🤤久しぶりにスタイの登場。赤ちゃんらしさが出てより一層可愛い。

4/9

  • 病院に行く。久しぶりの病院で人見知りなのか、何されるかわからないのが怖いのかちょっと泣いていた。