腎生検体験記②〜検査当日〜

腎生検体験記を1日ごとに時系列で記録していきます。今日はその2日目。

  • 7:00 起床。イビキやら「痛い」「かゆい」などのうわ言のような声は聞こえてきたが、耳栓を用意していたのでさほど気にならず、それなりに眠れた。また、どうやらこの部屋では放屁はくしゃみなんかと同じ生理現象で、周りの目などお構いなくぶっ放して良いらしい。
  • 8:25 朝食。越後食パン、マーガリン、ピーナッツクリーム、ジャーマンソテーコンビーフ、フルーツ(キウイ)。越後ごはんだけでなく食パンもあるのか!あっさりしていてイマイチだが、マーガリンとピーナッツクリームをつけたらそこそこイケる味。ジャーマンソテーはやはり薄味。
  • 10:50 教授回診。外来の時に診察してもらった人だった。
  • 13:00 処置用?の服に着替えて点滴の針を入れてもらう。人生初。採血よりも針が入ってる感があるが痛みは息子につねられた時の方が痛い。ありがとう!息子!
  • 14:30頃 いよいよその時が来る。処置室に移動し尿を取るためのカテーテルを挿入。これが腎生検より痛く辛かった😭しかも常に尿意があるような状態となり、この時点で心が折れかける。そんなことは知る由もないお医者さん達は粛々とメインイベントへ。腎臓は左右両方にあるが、今回は左で採取。ただ先程も書いたように麻酔は予防接種程度の痛み。むしろさっき入れたカテーテルの気持ち悪さの方が勝っていた。麻酔が効いてきたのを確認するといよいよ細胞の採取。3回刺して、3回目は筋肉痛のような鈍い痛みが少しあったが、他は押されている感覚がある程度。採取の際は呼吸止める。腎臓は呼吸で位置が動く臓器なので。そして採取の瞬間、バチンッ!という大きめの音がする。無事採取後、止血のために患部を強めに圧迫される。が、この時に気分が悪くなる。血圧が70台まで下がり、貧血状態になったらしい。しばらくして回復し、昨日購入した腹帯で腰に砂嚢を当てがわれ、病室に戻って遂に腎生検が終了!
  • 15:00〜18:00 絶対安静に突入。砂嚢は思ったより辛くないかも。ちょっと寒くて看護師さんにタオルをかけてもらう。しばらくすると今度は少し熱くなる。微熱が出る。
  • 18:30 スマホを手の届かない位置に置いてしまい妻に連絡を取るのが遅くなってしまった。ここで看護師さんにスマホを取ってもらい連絡を入れる。
  • 21:45 砂嚢が外される。左足が痺れてきていたので大分楽になる。血圧やや低く、微熱。
  • 22:00 消灯。大変な1日だった。健康であることの大切さを改めて思い知った。